幾霜::残日録::2008/12/20 (土)

 

移籍先を探しています。系統樹推定法やメタバーコーディング法などに詳しい研究者を探している方がおられましたらご一報下さい。

2008/12/20 (土)

[LaTeX] pxfonts - 19:05:30

 私はTimesよりも実はPalatinoが好きなのですが、pxfontsでPalatinoを使おうとするとどうもカーニングがうまくない。「Software」と書くと「w」と「a」の間が妙に広がってしまう。何とかならないものか。pxfontsのメンテナンスはもうなされていないんだっけ?

[Software] UNetbootin, FreeDOS, SeaToolsによるHDDのスキャン - 06:21:41

 USBメモリからFreeDOSを起動してSeaToolsによる破損チェックを行う方法。まずは提供元。

UNetbootin
Seagate SeaTools for DOS

 まずはSeaTools for DOSをダウンロードします。ここでは「Floppy Diskette Creator」を選択します。ダウンロードした実行ファイルを実行すると、FDに内容を書き込みます。FDDが無い場合、USB FDDを接続するか、仮想FDDを作成することで内容を取り出せます(ここではFDそのものが欲しいのではなく中のデータだけあればよい)。作成されたFDの中にSEATOOLS.ZIPがありますので、これを展開します。

 先ほど書いたメモリチェックとデータ抹消のエントリと同様にFreeDOSの起動するUSBメモリを作成します。その上で、展開したSEATOOLS.ZIPの中身をUSBメモリのルートディレクトリにコピーします。

 USBメモリから起動し、FreeDOSの起動メニューでは「Live CD with HIMEM only」とかいうのを選択します。USBメモリはBだかCだかになっていると思いますので、「C:(Enter)」でCドライブに移動します。そして、マウスを使いたい場合はCTMOUSE.EXEを実行しておきます。その上でSEATOOLS.EXEを実行することでSeaToolsが起動します。

 SeaToolsが起動したら、Basic Testの中のLong Testを選択して実行することでHDDのフルスキャンを行うことができます。

[Life] 発見の連続 - 02:45:13

 今書いている紙は毒論から1章を抜き出したものなのですが、ミスタイプやら文法の間違いやらがぞろぞろ見つかる。Resultsも異様に短くて説明が不足気味だし、けっこう手を入れないといけなさそう。今年中に送るつもりだったんですが、無理そうですねぇ・・・。ま、休暇中に送っても処理が始まるのが結局年明けなので、年明けに送るということでもいいか。その間にクオリティを上げよう。

[LaTeX|Science] Elsevier系ジャーナル向けクラスファイルelsarticleの使い方 - 01:27:18

 次に投稿する予定のMolecular Phylogenetics and EvolutionはElsevierから出版されている。そして、ElsevierはLaTeXで原稿を用意する人向けに、elsarticleというクラスファイルを準備してくれている。これを用いることで、比較的容易に原稿を作成することができる・・・はずである。最後微妙なのは、MPEの編集部がLaTeXで投稿を受けたことが無いとか、このクラスファイルの存在を知らないとか、そういう可能性があるからです。

 さて、MPEの場合、リンク先からzipファイルを落として展開し、以下のような内容の.texファイルを作成してコンパイルすればよいと思われます。他のジャーナルでも少し書き換えればいけるんじゃないでしょうか。\documentclassのオプションが正しいかどうかはまだ確信が持てないので要注意。投稿規定のいい加減さからすると、たぶん大丈夫だとは思いますが。脚注とかCorresponding authorの書き方とかはelsarticle-template-harv.texとかelsarticle-template-num.texを見ればわかると思います。elsdoc.pdfにも情報があるのでわからないときは読んでみるといいかもしれません。

% Author-Year References
\documentclass[review,3p,authoryear,times]{elsarticle}
% Numerical References
% \documentclass[review,3p,number,times]{elsarticle}
\journal{Journal name}
\begin{document}
\begin{frontmatter}
\title{Title}
\author{Author name}
\address{Author address}
\ead{E-mail address}
\begin{abstract}
Text of abstract
\end{abstract}
\begin{keyword}
keyword1 \sep keyword2 \sep keyword3
\end{keyword}
\end{frontmatter}
\section{Introduction}
Introduction
\section{Materials and methods}
Materials and methods
\section{Results}
Results
\section{Discussion}
Discussion
\section{Acknowledgment}
Acknowledgment
% Author-Year References
\bibliographystyle{elsarticle-harv}
% Numerical References
% \bibliographystyle{elsarticle-num}
\bibliography{bibfilename}
\clearpage
\section{Tables}
Tables
\section{Figures}
Figures
\end{document}

[Software] UNetbootin, FreeDOS, DESTROY, mentest86+によるHDD内容抹消とメモリチェック - 00:44:07

 USBメモリからFreeDOSを起動して、DESTROYによるHDD内容抹消とmmtest86+によるメモリチェックを行う方法。

 まずはソフトウェアの提供元へのリンク。

UNetbootin
DESTROY
memtest86+

 以上の3つをダウンロードし、UNetbootinを起動すると、メニューが出るので、「Distribution」を「FreeDOS」にし、「Drive」を正しく設定して「OK」を押せばFreeDOSの起動するUSBメモリが作成できます(FreeDOSは自動的にダウンロードされます)。

 そのUSBメモリのルートディレクトリに、DESTROYの実行ファイル「DESTROY.COM」とmemtest86+の実行ファイル「mt201.exe」をコピーします。

 USBメモリからブート(BIOS上で設定の必要があるかもしれません)すると、FreeDOSの起動メニューが出るのでインストール以外を選びます。Aドライブはエミュレートしている仮想FDDか何かなのですが、USBメモリはBだかCだかになっていると思いますので、「C:(Enter)」でCドライブに移動します。そして、「DESTROY」か「mt201」を起動してやれば、HDD内容抹消やメモリチェックが行えます。

 UNetbootinを用いることで、各種Linuxディストリビューションなども容易にUSBメモリからインストールできます。

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