幾霜

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電子辞書 - 変換前の準備

まず、変換するために用意するファイル群を挙げておきます。
各ソフトのバージョンは私が使用したものでバージョンが異なるからといって失敗するとは限りません。

DDwin for Win32 (2.09 ,http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se025915.html)
PersonalDictionary for Win32 (3.63 ,http://member.nifty.ne.jp/TaN/index.html)
ActivePerl (Build522 ,http://www.activestate.com/ActivePerl/download.htm)
ActivePerl対応JPerl (ActivePerl Build522用 ,http://homepage2.nifty.com/kipp/perl/jperl/index.html)

DDwinのインストールはDDwinのドキュメントにお任せするとして、DDwinで辞書の内容をテキストに出力する方法を説明しましょう。
まず、DDwinの「ツール」メニューの「辞書個別設定」で表示されるテキストファイルにhekan.txtの内容を加えます。次に、DDwinを起動して「ツール」→「全文検索」でキーワード、全文検索設定共に何も指定せずに検索すると全ての単語が検索されて表示されます。この状態で「編集」→「エディタ起動」にて「ファイル名」を適宜指定し「出力する内容」に「該当項目全て」とすれば指定したファイルに辞書の内容がテキストファイルとして出力されます。出力時には配布ファイル内のファイルがどういう処理をするのか分からない方は各推奨ファイル名で保存しておいて下さい。

PersonalDictionaryもインストーラ完備なので説明は割愛させていただきます。

で、次はActivePerl&JPerlのインストールです。
まず、Windows95の方は先にDCOM95を入れておきます。(確か最新版は不要なはずです。)
英語ですがこれはインストーラに従って実行するだけ。
インストール後は再起動します。

再起同時、Ctrlキー(Windows95ならF8)を押しておくと起動メニューが表示されるので、

Command prompt only

を選び、エラーが出ていないことを確認します。(NT/Win2kでは不要)
「環境変数のための領域が不足しています」
というようなエラーメッセージが出ていたら、

edit c:\config.sys

として起動ドライブ(普通はCドライブ適宜変更して下さい)のルートディレクトリ(最上位のディレクトリのこと)のConfig.sysというファイルに

shell=C:\command.com /e:2048

などと書いた行を追加して再度上記のように再起動してエラーが出ないかどうか確認します。
エラーが出たら「2048」の数字を大きくし、エラーが出ていなければ

win

と入力してWindowsを起動させます。
JPerlのインストールでは解凍したファイルのうちjinstall.batを実行するだけでした。(JPerlでなくともActivePerlだけでもできるかもしれません。ただ、バッチファイルを書き換える必要があります。)
その後、再度再起動します。
再起動時には先程と同様にエラーが出ていないか確認しておきます。 [an error occurred while processing this directive]